製作者:新宮ジョニーさん
大物を作った残りで作成 端の方の綺麗じゃない所は 切り裂いてフリンジに。
大物を作った残りで作成 端の方の綺麗じゃない所は 切り裂いてフリンジに。
今回ご紹介するのは、新宮ジョニーさんが制作したメディスンバッグです。「大物を作った残りで作成。端の方の綺麗じゃない所は切り裂いてフリンジに」と新宮ジョニーさん。捨てるはずだった端革を個性的なフリンジとして昇華させた、革を無駄なく使い切るクラフターの発想が光る一作です。
大物作品を裁断した後に残る端の部分は、傷や色ムラが出やすい箇所でもあります。それを「切り裂いてフリンジに」するという発想は、素材の個性を逆手に取った見事なアプローチ。フリンジが揺れるたびに革の自然な表情が際立ち、メディスンバッグならではのワイルドな雰囲気を引き立てています。
ネイティブアメリカンの文化に由来するメディスンバッグは、革との相性が抜群のアイテムです。フリンジとの組み合わせで本格的なウエスタン・ボヘミアンスタイルが完成。経年変化するヌメ革を使うことで、使い込むほどに味わいが増す一生ものの作品になります。
本作品に使用したのはヌメ革 タンロー 半裁【プレミアム美肌】(旧:タンローA)です。均一な肌目と安定した品質が特徴のプレミアムランクで、大物バッグから端革のフリンジまで一枚の革を余すことなく活用できます。経年変化する素材のため、使い込むほどに深みのある飴色へと変化し、フリンジの揺れとともに革の表情がさらに豊かになっていきます。