製作者:大史さん
IDカードケースを作成しました。窓枠の設計や芯材の逃がし方に苦労しました
IDカードケースを作成しました。窓枠の設計や芯材の逃がし方に苦労しました
シンプルな用途の中に確かな設計力が詰まった一品です。窓枠部分のデザインと芯材の処理に特にこだわりが注がれています。シュリンク型の革が持つ上品な表情と、機能的なフォルムが見事に調和した仕上がりです。
「窓枠の設計や芯材の逃がし方に苦労しました」と大史さんが振り返るように、IDカードケースの制作には見た目以上の技術的難しさがあります。芯材(厚みを調整するための補強材)を適切に逃がすことで、完成品の厚みや手触りが大きく変わります。これらの課題に丁寧に向き合った結果が、すっきりとした美しい仕上がりに表れています。
この作品には、オイルヌメ シュリンク型押し モルビド 半裁:一点ものが使用されています。シュリンク型押しとは、革に熱や圧力をかけて細かな凹凸模様を付ける加工で、独特の表情と手触りが生まれます。オイルをたっぷりと含んだヌメ革をベースにしているため、しなやかさと強度を兼ね備えており、経年変化も豊かです。