製作者:久雄さん
お客様から、使っておられたヴァイオリンケース(3枚目の写真)のカバーを革で作り直すよう、依頼されました。商売の合間の制作でしたので、革の相談から御社にはお世話になりました。お客様への完成の連絡がなかなか付かず、ようやく8月にお渡しできました。
お客様から、使っておられたヴァイオリンケース(3枚目の写真)のカバーを革で作り直すよう、依頼されました。商売の合間の制作でしたので、革の相談から御社にはお世話になりました。お客様への完成の連絡がなかなか付かず、ようやく8月にお渡しできました。
今回ご紹介するのは、久雄さんが制作されたヴァイオリンケースカバーです。
「お客様から、使っておられたヴァイオリンケースのカバーを革で作り直してほしいと依頼されました」と久雄さん。
お仕事の合間を縫って制作された今回の作品。革を選ばれる際には、さまざまな種類の革を実際に見比べながら、仕上がりや用途を考えてじっくりと選定されていた姿勢がとても印象的でした。
お客様の大切なヴァイオリンケースだからこそ、素材選びにも妥協しない。そんな久雄さんの姿から、お客様のオーダーに真摯に向き合うものづくりに携わる職人としての矜持を感じました。
ヴァイオリンケースは、曲線の多い立体的な形状をしています。
既存のケースに沿うように革のカバーを仕立てるには、形状に合わせた裁断や縫製、ファスナーの取り付けなど、さまざまな工夫が必要です。
一つひとつの工程と向き合いながら丁寧に仕上げられた、オリジナルのヴァイオリンケースカバーです。
本作品に使用されたのは、マドンナ シュリンク 半裁のミルクブラウンです。
シュリンク加工による自然なシボと、柔らかな風合いが特徴の革です。
落ち着いたミルクブラウンの色合いがヴァイオリンケースの立体的なフォルムによく馴染み、久雄さんの丁寧な仕立てとともに、上品な印象に仕上がっています。