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天然皮革素材の個性について

色ムラ

 革の染色工程では、2つとして同じ染まり方の革を作り出すことはできません。革の品種、雌雄、厚み、部位、さまざまな革質の条件が異なるために、染まり方も全て異なってまいります。画像のように色の濃い部分と薄い部分がある状態です。これらは実際に染色工程を通してみてはじめて出てくる革の表情であり、天然皮革の個性でもあります。

色ムラの画像(キャメル色) 色ムラの画像(ワインレッド色)

トラ

 牛の首や肩などのショルダー部分に多く見られるシワが模様として残ったものです。シワと言っても実際に亀裂などが入っているわけでもないので、他の部位に比べて強度面で劣るようなことはありません。ショルダー部分は常に動いていた部位ですので、柔軟性と強度を兼ね備えていると言えます。

トラの画像(チョコ色) トラの画像(キャメル色)

虫刺され

 虫刺され跡も自然のものとして革に残る場合があります。切売りの革などでは極端に目立つものは選別しておりますが、半裁などでは虫刺され跡も含まれます。

虫刺されの画像(チョコ色) 虫刺されの画像(キャメル色)

血スジ

 血スジは血管が通っていた跡が模様となって残ったもので、品質の優劣を決めるものではございません。染料仕上げの革には画像のように枝分かれしたような跡が含まれる場合があります。本物の天然皮革の証としてご理解いただければと思います。

血筋の画像(グリーン色) 血筋の画像(ヌメ色)

漉きムラ

 革を漉いたときに出る厚みの差を「漉きムラ」と呼んでいます。漉きムラはおおよそ0.1〜0.2mmほど含まれる場合があります。1.5mmの厚みに漉く場合ですと1.4〜1.6mmの厚さ、1.2mmの場合は1.1〜1.3mmとなります。
また、床面に画像のような染色された部分とそうでない部分のムラが出る場合があります。あらかじめご了承ください。

漉きムラの画像(ブラック色床面) 漉きムラの画像(グリーン色床面)